| コンシューマ機で大いに盛り上がっていたRPGだが、当時のコンシューマ機で作るのは無理があると思われたゲームが、海外のパソコンで登場する。
FTL GAMES社が制作した『ダンジョンマスター』(1987年)である。 このゲームは、”リアルタイム”RPGだ。何がリアルタイムかというと、実際にモンスターが動いている。動いていると言っても、目パチするとか振り向くとか、そう言うレベルではない。実際に生きているように、モンスターがダンジョン内を徘徊しているのである。 リアルタイムなので、こっちがメニューの画面を開いていたとしても、モンスターはお構い無しに攻撃してくるし、敵から逃げるときも、目にちゃんと追いかけてくる姿が見られる。この”実際に”が、ゲームのポイントなのである。 殆どのRPGというのはARPGを除いて、ターン制である。ターン制というのは、攻撃する順番が交互(と言うと語弊があるかもしれないが、分かりやすく言うと)に行われることで、通常のRPGではこのシステムが取り入れられいていた。 どの様に攻撃するか、ゆっくり考えられていたゲームが殆どだったのだが、このゲームには経過していく”時間”が存在していた。こちらがなにもしなくても、モンスターは攻撃してくる。悠長に構えて考えている暇はないのである。即決断し行動しなければ、迫り来る敵にやられてしまうのがオチだろう。 また、食料や水もこのダンジョンの中で見つけなければならない。食料は、何と倒したモンスターである。まずそうな物から美味しそうなものまであるが、この敵を倒して食べるという行為を通じて、”実際に”このダンジョンの中で生活しているリアルな気分を味わえるゲームだった。 このゲームが登場した衝撃度は高く、RPGの元祖でもある『ウィザードリィ』シリーズでさえにも、綺麗なグラフィックを使用せざる終えないぐらい、影響を及ぼした。プレイヤーたちは、想像の世界よりも視覚的効果の高い世界を多く望むようになったからある。 日本にもこのゲームは移植され、人気を得た。 |
ダ
ンジョンマスター (SFC版) |
だが、なによりも衝撃だったのは、これをスーパーファミコンで発売したこと。 せめてマウスはつけないと・・・。 マウス操作を初めて使用したRPGというのは、何だろう? この『ダンジョンマスター』だろうか? |
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