アダルトクリアゲーム

ネタバレあるので注意が必要なんだな

AYAKASHI
発売日  2005年10月28日
メーカー CROSSNET/APRICOT
シナリオ  TOMA、じんべい、籐太
同じように妖怪を基ネタにした『あやかしびと』をプレイしたあとだったので、 ネタがかぶるかなと思ったら、こちらは『ジョジョ』+『ドラゴンボール』的な内容でした。

もちろん面白かったのですが、人間ドラマ的には『あやかしびと』の勝ちですね。 バトルシーンはこっちの方が派手で勝ち。

サブキャラクターにもシナリオが用意してあり、それがまた本編シナリオ以上に心情が描かれており、 「あのときこういうふうに言ったのは、こういう意味だったんだ」という補完が上手くなされています。

続編が作られているようなので、期待ですね。



あやかしびと
発売日  2005年6月24日
メーカー propeller
シナリオ  東出祐一郎
以前プレイした『ぼくらがここにいるふしぎ。』の荒川氏が監修です。

人間のふれあいがとても気持ちが良いのと、戦闘シーンの表現が実に上手い。 格闘技が好きな方が書いているのかな?
もう少し九鬼流の技のレパートリーが多ければよかったんですが。 体術とか、体の捌き方が細かく書いてあった珍しい(他にもあるかもしれませんが)作品。 エロシーンは別にいらんです。あとアニキ最高。

とても長いシナリオですが、プレイし終えた後はもう終わり!?と寂しさを迎えてしまいます。
おかえしディスクも良い出来で素晴らしい。

本作はPS2で発売されるらしいので、未成年の方はそちらをぜひプレイしてみて下さい。



Fate/hollow ataraxia
発売日  2005年10月28日
メーカー TYPE-MOON
シナリオ  奈須きのこ
今回戦闘シーンがあまり無くてジャンプっぽさがなくなりましたが、面白さには関係なく。 後日談として掛かれと今作は、ファンディスクというより続編。
しかもシナリオのボリュームがたっぷり。久々に朝の5時までプレイして職場に行きましたよ。 いやーもう徹夜とか出来ない体になっていることを痛感しました。 ただ今回は、キャラクターが表示されている場所へ移動するシステムなので、話が切れてしまう感は否めません。

前作『Fate/stay night』で聖杯戦争が終了してから半年後、4日間をなぜか繰り返している日常。 その原因と意図は何か? といった感じのストーリーでしょうか。

ただ今回の目玉は! なんといっても大好きなライダーが出まくり!! それが大変良ろしい!!!
しかもサービスシーンも用意されていて、オジサンは大満足です!!!!

・・・えっと、ミニゲームも楽しめるよ☆



CROSS†CHANNEL
発売日  2003年9月26日
メーカー flyingshine
シナリオ  田中ロミオ
『YU-NO』や『EVER17』のような世界観ですが、内容は"存在する意味"とでもいいますか。 心の一部分の欠片がない人たちが、普通でいるという重さとのギャップに苦しみながらも生きているというのが底辺に流れています。
まあ"普通"っていうのが1番難しいのですが。人はそれぞれどこかが欠けているものですし。 それをどのくらいの人数が許容できるかが問題なだけであって。

正直、主人公の闇の部分やセクハラ具合は好きになれませんでしたが、この世界を作り上げた方の表現したいこと(なんか格好良いな(逝))は とても胸を締め付けました。人と触れ合う事はとても傷つく事だけど、触れずに入られない。そうですね、世界は悪意で満ちていますから。 でもそれだけではない。それを確かめるためにも一歩前へ。自分はここに残るけど。自分のために残るけど。偽善かもしれないけど。 触れ合った事は、思いは、事実だから。

何度もプレイしていくうちに、最初わからなかった会話の内容が明かされていく展開です。最近(昔からか?)のAVGの黄金パターンですが、 決して嫌な感じはしません。シナリオの重さも胸に染み入ります。ネットでも評判が良いですね。

でも個人的には佳作かなぁ。なんていうか冷静な目でストーリーを見てしまってました。もちろん良作だというのは間違いないです。 ただ私の趣向とちょっとずれていたというか。主人公の裏面がおいらのデリケートでナイーブなハートにはディープ過ぎたのかも(逝)



Fate/stay night
発売日  2004年1月30日
メーカー TYPE-MOON
シナリオ  奈須きのこ
正直言って、ここまで迫力があるAVGは少ないのではないかと。

全体的な感想からいうと、臨場感溢れるAVGでしたね。それを表現できたのは数々のカットイン。そしてエフェクト効果やアニメーション。 それを統括する演出と構成。少ない”動き”の要素で素早い感覚を得られるAVGは、ほんとあまりないと思います。まあビジュアルのベルで 戦闘がメインのAVG自体が少ないですが。たとえあったとしても、『Fate』を超えるのは難しいと思えるほどの出来栄え。

ただ話が長い。特に桜シナリオ。このテキストの量は『CLANNAD』以上ではないでしょうか。社会人には辛いですな(笑)
トータルで何十時間掛かったことやら・・・。

プレイした感じでは、『月姫』の匂いを感じる内容だったような気がします。主人公の心の持ちようとか、シナリオの内容とか。 もちろん完成度は明らかに違いますけど、そんな匂いを感じました。関係ないけど、『月姫』をリメイクして欲しいものですな。

システムはとても使いやすい。自動的に『LOAD』や『OK』の部分にカーソルが移動するので、それだけでもストレスを感じなくて済みました。 シナリオが進むに連れてステータスが変わるのも面白くて良いですね。情報収集が好きなプレイヤーにはグッと来たはず。

ではルート別に感想を。

・セイバールート
セイバーたんにくさかんむりにあきら。
笑顔を覚えていく姿がとても微笑ましく。 ライダーとの戦いは迫力がありましたね。あとパーサーカーの怒号。いやーその存在感の凄さといったら!
EDはみんなが臨んでいるような終わり方ではなかった気がします。 アレだけ苦労したんだから、今後は士郎と一緒に・・・と。私もそう思いました。でもきっと・・・。
シナリオライターであるきのこ氏は、セイバーが本当に幸せなのは、自分の使命を果たした後。 死ぬ間際に後悔などせず、自分のしてきた事に対して誇りを持ち、 笑顔で死を迎えられること。それがセイバーにとっても士郎にとっても、本当の幸せだということを書きたかったのだと思います。 そう思っちゃうんだから!<なぜか逆ギレ

・遠坂ルート
遠坂たんにくさかんむりにあきら>またか(逝)
遠坂というよりも主人公シナリオの気が。私が1番好きなシナリオです。

主人公が望む世界の果てを見てきたアーチャー。しかしそれでも[間違ってなんかない」という主人公。
いいですねぇ、穢れた大人の心が洗われていきます。
人間、歳を重ねてくると、無理なことを無理と認めて諦めます。それが経験であり成長でもあります。 でも主人公はそれでも前に進もうとする。終わりが分かっていても自分が信じた道を目指す。
『ONE PIECE』のルフィのような性格かな。あそこまで無邪気じゃないけど。

主人公とアーチャー。主人公とギルガメッシュとのバトルは、ほんともう興奮しました。
それにしてもアーチャー格好良いな。アダルトゲームで男性キャラが格好良いと感じるのは珍しい。

・桜ルート
ん〜物語の核心に深く関わるシナリオなためかとても暗いです。主人公の信念も変わります。
でも主人公が”1番守りたいことを見つけた”という、ある種”大人になった””現実を見た”という成長を描いていると思い込んで納得。 それでも期待していたのは遠坂シナリオみたいなものだったんですけどね。現実は見たくなかった。

−何かを得るためには何かを失う−

これは序盤からも言われていたことであり、真実。このシナリオで全ての人が幸せにはなれないけど、それを受け入れて 前へと進むという内容は、とても心が痛いけどアリだと思うし、正しいと思う。
現実を見据える必要と言うのかな。 そんな力強いメッセージを受けた気がします。
クリア後に変わるOPの桜。夜が明けて花が咲き乱れる。それだけで幸せじゃないですか。辛いことばかりではないのです。 逃げないで受け入れること。そして進んで行くこと。その大切さを感じました。

あと言いたい事は、なぜ大河シナリオとライダーシナリオがないかという事。特に桜ルートED間近のライダーの眼鏡姿に とてもとてーもくさかんむりにあきら!(逝)

ファンディスクが出るようですから、期待しちゃうんだからキーーーー!



不可逆世界の探偵紳士 ミステリート
発売日  2004/5/21
メーカー アーベル
シナリオ 菅野ひろゆきだと思うのだが
寸止めで終わるとは何事ですか!
次回作が出るまで時間がかかるんでしょうなぁ。

久々に管野節を楽しませて頂きました。正直、移動シーンや謎解きに対して、改良する点を 多く感じたのは確かですが、内容的には問題ないかと。攻略ページを扱うところを訴えるという 会社の姿勢には問題があると思いますが(逝)

管野氏はもう終わったと思っている方も多いでしょう。田島氏もいなくなったしね・・・。 でもまた信じるから!もう裏切らないでね★

ではネタバレありの感想を。

まずこのゲームをプレイしておく際には、前作の『探偵紳士』を遊ばれた方が良いでしょう。まあプレイしていなくても 問題はないのですが、物語を楽しめるファクターが大いに増えます。あと『エクソダスギルティー』もプレイしておくと良いでしょう。 このゲームの面白さは別として(逝)

システム自体は悪く言えば古く、良い言い方だとスタンダードなシステムです。 前作と違い、移動するのに時間がかからなくなったのは良いのですが、 実際にプレイする時間がかかる移動方法は面倒くさいです。まあ好みの問題だとも思うのですが、 あまりこの移動シーンにゲームを面白くする要素が感じられませんでした。 あっちこっちに行ってフラグを立てるシステムには、いまの時代というよりも、このゲームに合わない気がするんですよねぇ。

でもその面倒くささより、会話のやり取りやシナリオを先に見たいという欲求が勝ります。
「何か言ったかね?」
「いえ魅力的な〜」
というような簡単な会話のやり取りがたまらんです。 この会話方法は蛭田氏がよく使っていた手でもありますが、こういうのが個人的には好きです。

気に入ったシナリオの内容としては、映画『メメント』のようなテーマを扱った第2章がよかったですね。 暗号は嫌いですが。マニュアルがないとわからんかったよ、まったく。 第4章の暗号なんて・・・もういやだぁ! 暗号嫌いだよぉ話だけで楽しませてくれよぉ。

ちなみに家のマシンだと、ムービー?が流れそうになると落ちるので、強制スキップ。どんな内容か観たいなぁ・・・。

とにかく今後の展開が楽しみです。『2』はきっと何年後かになりかと思いますが、 その頃は前作とパックで発売される可能性がありますから、 きちんと終わっていないと嫌やな方は、待つのも良い手かもしれません(笑)
というか、きちんとした結末があるシナリオで終わってくれるんだろうなぁ。そこが不安。



君が望む永遠 ファンディスク
発売日  2004/6/25
メーカー アージュ
シナリオ 忘れた(逝)
『君が望む永遠』のファンディスク。本編でのマナマナシナリオをプレイした人には 「おしおき」という言葉に恐怖を覚えますなブルブル。ファンディスクだと可愛くなる言葉なんですけどねぇ。 うーん捻りがきいています。

主人公が第1章で遥の存在を気にしせず、他の登場キャラと仲良くできるというゲーム内容は、 結果的に言えば良作でした。ファンディスクとしては申し分ないと思います。

各シナリオも程良い長さですし、プレイしていてもダレません。声を聞きながらプレイする人は 時間がかかると思いますが。
(ちなみに私は、ゲームの音声があるとキャラのイメージが固まってしまうので あまり好きではありません。)

ただやっぱり気になったのは、”人を好きになる過程”。
『君が望む永遠』の面白かった点は、第1章で描かれていた”人を好きになる過程の上手さ”だと私は思っています。 もちろん第2章の深刻に心が揺れ動く葛藤なども重要なポイントなのですが、個人的にはその上手さが際立ったので、 今回のファンディスクで仲良くなった女の子を好きになっていく過程は、もうちょっと文章の表現を豊かにして欲しかったったなぁと 思いました。ただそれでも他のゲームに比べれば丁寧・綺麗に描かれているんですけどね。ちょっと遥を好きになっていく過程が あまりにも上手かったので、それ以上の刺激を求めてしまったのかもしれません。
まあとにかく、『君が望む永遠』をプレイして楽しんだ方は、このゲームも楽しめると思います。



はるのあしおと
発売日  2004/7/23
メーカー minori
シナリオ 鏡遊 北川晴 他にもいそうなんだけど
このゲーム、いやゲームといって良いのかな。 選択肢が3つぐらいしかないんだけど。

個人的に和シナリオが胸に沁みるというか痛いというか もっと叱ってハァハァという感じでしたが、1番気に入ったシナリオはゆづきシナリオでしょうか。 主人公が責任ある大人へと頑張って成長していこうとする部分が、 他のキャラクターよりも一つ頭を飛びしたデキという感じがします。

ゲームの内容も然ることなら、EDが凄い。ちゃんとキャラごとに作ってあるよ! しかも綺麗。すげー。


気になった部分としては、主人公が成長していく過程が丁寧に描かれているんですが、 むかし好きだった白波瀬のことをどれだけ好きだったという部分が、 プロローグの内容だけではちょっと物足りない気がします。もっと濃い内容だったら、主人公のヘタレ具合がグッと増してよかったのに(逝)

あとはHシーンでテキストと表示されている内容がちょっと違った部分があったのが気になったのと、テキストが表示されず音声しかないシーンがあったりしたことぐらいでしょうか。 まあ他のゲームでも良くある事だから気にしなくっても良いレベルですが。


30歳を過ぎたぐらいの年齢の人なら、ぜひプレイしてみてください。あの頃の純な気持ちを取り戻せるかも。 まあ私は今でも少年のようなスケベ心を 持っているので問題ないんですけど(逝)


ちなみに楠先生と仲良くなれないのは、ファンディスクが出たとき用のためにとっておいてあるのでしょうか?
1番気に入ったのにぐすん。



ぼくらがここにいるふしぎ。
発売日  2002/8/9
メーカー rouge(解散しちゃった・・・)
シナリオ 荒川工

約6時間で終了。
しかし、マシンとの相性が悪いのか、OSが悪いのか、暑いのが悪いのか、私の暴れん坊将軍が悪いのか、プレイ中に何度も強制終了してしまい、イライラが募るゲームでした。

内容は・・・。おしい! とても惜しいデキです。何気ない日常生活を漫画のようなノリのギャグで進む展開内容はとても面白と思いますが、残念な事 にメイン、いや全てのシナリオが短すぎて、 世界観をうまく伝え切れていないです。なぜ主人公は蜃気楼の向こうにいけるのか、なぜ彼女はこちらの世界では死んでいて、向こうの世界では生きているの か・・・。理由がまったく語られていません。(違う蜃気楼を見られる人がいるという不思議な現象を、もっとリアリティのある説明で外堀を固めないと、説得力が薄くなってしまいます)
せめて主要キャラのシナリオだけでも、もっと綿密な内容で描かれていたらと思います。『ONE』のように深く 考えるようなシナリオ展開でもないので、語られていない部分を追求する気分にもなれません・・・。

なんか唐突に物語が完結する印象を受けたんですよ。もっとこう余韻って いうんですかね、じっくりと感傷に浸れるようなシーンがあったら(というか、このゲームを 作った方ならそういうシーンを作れたと思える気がするのは、私の気のせいでしょうか?)、このゲームの評価は大きく変わったと思います。

また、主役級の女の子以外のシナリオがおまけ的な扱いなのも残念『ここにいるふしぎ』が脇役には生かされていないんですよね。せっかく個性的なキャラを登場させているのですか ら、もっともっと凝った作りにして欲しかったですね。眼鏡っ娘もいっぱいで嬉しかったのに 残念(逝)

あ、 こんだけ言っておいてなんですが、決してつまらない作品では無いんですよ。ギャグは面白いし、ストーリーは殆ど選択肢がない一本道な展開ですが、これはこ れで楽しめると思います。感動は無いですけど、ギャグが好きな方なら楽しめるかと。

このシナリオを書いた方(荒川氏)はセンスがあると思います。というか、有名な方なんですよね、私が疎いだけで (逝)
この方の他のゲームも、ぜひプレイしてみたいですね。



銀色 完全版
発売日  2001/8/31
メーカー ねこねこそふと
シナリオ 片岡とも 高嶋栄二(であってる?)

いや〜泣かせるゲームでした。人気が有るのも頷けます。でも兄弟のシナリオはとても痛いというか、気分が悪くなりました。
もちろん普通はお姉さんが悪いと思うんでしょうけどね。そして妹が諦めないでお姉さんを愛し続ける姿に感動するというのが、このシナリオの肝なんでしょ う。以前だったらとてもお姉さん想いの健気で優しい妹と私も思ったのですが、ストーカーに関わった身にとっては、その幾ら嫌いと言ってもあきらめない姿が オーバーラップして、違った意味で辛かったです(逝)

人を愛し続けるのは素晴らしい事だけど、相手がそれを望まない・・・。この事に対して皆さんはどう思いますか? ああこんな事を考えずに、素直にゲームの世界にどっぷりと浸かりたい! だいぶ私もやられているなぁ・・・。

おっと、だいぶ話しがずれましたが、『銀色』はオススメですよ。おまけも面白いっす! 心にズキズキとする痛みも残りましたが(逝)
こういうAVGがある限り、ゲームの世界はまだまだ安泰ですな。


Crescendo〜永遠だと思っていたあの頃〜
発売日  2001/8/31
メーカー  D.O
シナリオ 水無神知宏
D.O社のAVG。『加奈』から好きになったメーカーですが、『星空プラネット』に比べて断然、良い出来だと思います。主人公の、大人になりきれていない自分を認識しつつも素直になれない心理状態が、とても丁寧に描かれています。しかも性格良いし。オススメ。

物語の内容がH以外で18禁というか、18歳以上の人がよいシナリオだと思える意味での18禁だと思いたいです。あ、もちろんHシーンはターンとありますけどね(逝)

相手を好きになる葛藤というのかな。そこら辺を楽しめる作品でないかと、はい。

残念なのは、テキストの禁則処理がされていないので、若干読み辛く。ここら辺は、フルボイスバージョンで修正されているかもしれませんが。

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