7.ポチっとな
 
コマンド選択式から進歩・変化した入力方法が、現在主流であるマウスによる オペレーションシステム(以下、OSと略す。)である。これは、コンピューターの画面上の位置を指定できる ポインティングデバイスである。1998年現在、もっともポピュラーな入力装置であろう。

マウスが頻繁に使われるようになったのは、 パソコンの場合、Windows3.1の普及の影響なのは 間違いない。もちろん、Windows3.1以前にもマウスは使われていたが、あまり普及はしていなかった。 GUIを搭載したOSの登場により、各ハードメーカーがマウスを標準装備したのが、普及した理由だろう。 この”マウス”の登場は、ゲームの入力方法も変化させた。


MYST
マウスを使った代表的なゲームと言えば『MYST』だろう。 Windows3.1は、殆どゲームがヒットしなかったのだが、『MYST』は全世界で驚異的な売り上げを記録した。

美しい世界観と難易度の高い謎解き。その美しさとストーリーの出来の良さに、映画化まで企画された 作品である。ポシャったけど(逝)

だが『MYST』が発売される前に存在し、忘れてはいけないゲームがある。 Activision社の『マンホール』(1990年)である。

このゲームにはストーリーはない。ただ自分が気になった部分をマウスでクリックすると、 それに対しての反応が返ってくる。そのリアクションを楽しむゲームである。ある意味、ゲームではなく 進化した”絵本”と言うべきかもしれない。同じ様なタイプのゲームで、メガCDで発売された セガ社の『スイッチ』(1993年4月)がある。

マウスが登場して以来、コマンド選択式のゲームだったとしても、選択するときはマウスを使用する方法に変わった。物を調べる場合は、指定する場所をマウスを使って、実際にその”もの”にカーソルを移動させて、直感的に知りたい情報を得られることが出来るようになったのである。

コンシュマー機に関して言えば、PCエンジン以降、スーパーファミコンやプレイステーションにもマウスはあるが、あまり普及はしていない。コンシュマー機ユーザーはハードを買った後、付属するもの以外の装置をあまり買わないようである。対応するソフトが少ないというというのも原因だろう。

周辺機器を買うならソフトを買うと思うプレイヤーが多いのか、もしくは不便でもコントローラーでプレイできるのだから必要ないのという考えなのかもしれない。


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