2.家が映っています
 
テキストAVGをプレイしている人たちの中には、文字しか映らないモニターを寂しがる人たちがいた。 取り分け日本では、テキストアドベンチャーの人気はなかった様に思える。

この頃に発売された『表参道アドベンチャー』以外に、日本で作られたテキストAVGで有名なものと いうと、『幽霊船』(1983年 新紀元社)・『宝島』(1983年4月 新紀元社)・ 『南青山アドベンチャー』(1982年12月 アスキー出版社) ・『不思議の国のアリス』(1984年6月 マイクロキャビン社)・ 『スターライトアドベンチャー』(1983年10月 キャリーラボ社) 『同 2』(1984年2月 キャリーラボ社)ぐらいだろう。 『ダイヤモンド略奪作戦』(1984年5月 RAM社)や 『Dr.猫田の不思議な家』(1984年 新紀元社)なんて知っている人、少ないですよね。

しかし、テキストアドベンチャーは文字が見えないと何のゲームかわからんな(逝)


yureisen
幽霊船
takrajima
宝島
minami_aoyama
南青山アドベンチャー

fusigi_alice
不思議の国のアリス
starlight_adventure
スターライトアドベンチャー
starlight_adventure2.gif
スターライトアドベンチャー2

nekota
Dr.猫田の不思議な家

テキストAVGが人気のあったアメリカでも、グラフィックが無くて寂しいと感じていたのだろうか。 しばらくして、グラフィック付きのAVGが登場した。


余談
当時テキストAVGに対して、グラフィックが付いているAVGをハイレゾ・アドベンチャーとも 言っていた。なぜなら、最初にグラフイック付きのゲームを発売したシェラ・オンライン社制作のAVGの シリーズ名だったため、雑誌で一般的に使われていたからである。

Mystry House
ミステリーハウス
1番はじめに絵が表示されたのはシェラ・オンライン社の 『ミステリーハウス』だろう。このゲームがAVGの世界にどれだけの 衝撃を与えたことか。もちろん日本のAVGにも多大な影響を与え、その結果『ミステリーハウス』を模範した (そのものずばりな内容のゲームもあるが) ゲームが登場している。

古くからAVGをプレイされている方なら、ミステリーハウスタイプのゲームを 1度はプレイされていることであろう。

『ミステリーハウス』の内容は、ある家の中に大きなダイヤがあると聞きつけた7人による ダイヤ争奪戦だ。また登場人物が1人また1人と殺されていくという、サスペンスタッチのミステリー性も 持ったゲームだった。

グラフィックといっても『ミステリーハウス』に表示されたのは、白い線で 書かれた質素な画面であった。しかも線画するのに時間が掛かるので、移動する度にイライラが高まる。 昔のゲームを知らない今の人たちがプレイしたら、今時の子供でなくてもキレること請け合いである(逝)

だが、当時の人たちはモニターに映し出される画像に歓喜し、夢中になってプレイした。 様々な謎を解き、宝物を見つけだす。単純な画面ばかりだったが、次々に現れるグラフイックが見たくて プレイヤーはプレイし続けた。

そして『ミステリーハウス』以降、日本ではグラフイック付きのアドベンチャーゲームが主流となった。 本家本元の『ミステリーハウス』を移植したスタークラフト社(1983年)、 マイクロキャビン社の『ミステリーハウスI・II』(1983年)や 『WORRY』(1984年)。シンキングラビット社の『鍵穴殺人事件』(1983年) の様な推理ゲームも『ミステリーハウス』の仲間だろう。推理・宝探しというエッセンスは、今のAVGに深く 根付いている。現在発売されているAVGの原点は『ミステリーハウス』なのである。

Mystry House Cabin
ミステリーハウス I
Worry
Worry
Kagianasatujin
鍵穴殺人事件

余談
シェラ・オンライン社の『ミステリーハウス』と『ミッション・アステロイド』では、 どちらが先なのだろうか?
スタークラフト社が移植した際の通し番号で言うと、『ミッションアステロイド』が先なのだが・・・。

という疑問が解決しました。

mission_as
ミッションアステロイド

発売順で言うと、『ミステリーハウス』が第1弾。第2段は『ウィザード&プリンセス』。 その後に『ミッション・アステロイド』という事のようです。
但し、通し番号は、『ミッション・アステロイド』が1番若く、”#0”。 本当は先に出るはずだったのだろうか? それとも難易度が低かったから? うーむ。

情報有り難うございますM.SUDAさんLaverさん

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